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猫の耳のお手入れは毎日行ったほうがいいの?
2015年05月02日
スマイリアの川元です。
健康な猫の耳はほとんど汚れないので、月に2~3回ほど健康チェックも兼ねて、
かんたんなお手入れをしてあげれば十分です。
耳の中をチェックして異常や汚れ(耳あか)がなければ問題なし。
耳介(じかい)に耳あかが付いていたらやさしく拭き取ってあげましょう。
猫耳道のは傷つきやすいので、奥まで掃除するのは避けたほうが無難です。
耳道の奥に耳あかが見える場合は、動物病院で処置してもらってください。
なお、なかには体質的に耳あかが出やすい猫もいます。
この場合は獣医師に掃除の方法を教わってこまめにお手入れをしてあげましょう。
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猫のゴロゴロという音はどこから出しているの?
2015年04月07日
スマイリアの川元です。
ゴロゴロとのどを鳴らすのは、猫の大きな特徴のひとつです。
でも、このおなじみの音がどこからどのような仕組みで出ているのかは
いまだに解明されておらず、専門家の間ではさまざまな説が唱えられています。
そのひとつが仮声帯説。
猫には普通の声帯とは別に喉頭質皺壁(こうとうしつしゅうへき)と呼ばれる仮声帯があり、
その部分ののどの筋肉が振動することによってあのゴロゴロ音が出ているというものです。
このほかにも「気管と横隔膜の筋肉が振動するため、それがのどへ伝わる」
「静脈血が腹部から胸部に入るときに血流が乱れ、胸の空洞内で反響する」という説や
「動脈の血管の壁に血液が強く当たり、その音が体中に共鳴する」などの説がありますが、
どれも確証を得られてはいません。
こんなにも科学が発達しているのに未解明なのは不思議な気がしますが、
実験で確かめようにも機器を付けると猫は緊張してゴロゴロといわなくなるのでなかなか難しいとか。
猫の不思議のひとつですね。
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猫があまり水を飲まないけど大丈夫?
2015年03月21日
動物が生きるためには水が不可欠。もちろん猫も例外ではありません。
ただ、猫はもともと乾燥した砂漠地帯出身の動物なので、
それほど飲まなくても生きていくことができます。
猫の体は、体内の少ない水分を効率よく使い、凝縮したオシッコを出す”砂漠仕様”。
主に獲物とする小動物の体内水分量でまかなえるようにできているのです。
足りない分を飲み水で補給していたため、水そのものを飲むという習慣があまりありません。
でも、主食にしているフードによっては水分をたっぷり取らないと病気になる恐れがあります。
ウェットタイプのフードは70~80%が水分なので問題ありませんが、
ドライタイプには10%しか水分が含まれていないので注意が必要です。
ドライタイプのフードを中心に食べさせている場合は、水を飲む量が少ないと尿路結石、
膀胱炎、腎不全などの泌尿器系の病気にかかる危険性が高くなります。
猫が水を飲みたがらないときは無理に飲ませようとせず、食事で水分がとれるよう工夫してあげましょう。
前述のようにウェットタイプのフードは水分含有量が多いので、切り替えてみるのも一案。
また、煮た野菜をドライフードに混ぜたり、煮干しやじゃこでだし汁を取って
とろみあんかけを作り、あんかけにするなどもおすすめです。
水の代わりにミルクを与える場合は、必ず猫用のミルクを使用します。
牛乳だと乳糖を消化できずに下痢になることがあるので注意しましょう。
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遊んでいると猫パンチや猫キック。どうしたらやめさせられますか?
2015年03月02日
スマイリアの川元です。
遊んでいるとき、飼い主やほかの猫に飛びかかって引っかいたり、かんだりする猫がいます。
たいていの場合、遊びがエスカレートしてついかんでしまうのが原因のようですが、
なかには大きなストレスが原因で飼い主やほかの猫を激しく攻撃するケースもあります。
まずは何が猫を攻撃に駆り立てるかを考え、原因を取り除くことが大切です。
遊びから攻撃に移行しやすい猫は、遊びたいのに十分に遊んでもらえないなどの、
何らかのストレスがたまっていることも考えられます。
たとえば、飼い主が遊びの時間を十分にとっていない、遊び方が下手などです。
完全室内飼いの猫は、遊び相手は基本的に飼い主だけです。
仕事などで外出しがちの場合は、留守中に1匹だけで遊べる環境を整えてあげたり、
帰宅後、おもちゃを使って猫と十分に遊んであげる時間を確保しましょう。
1日に1度は必ずスキンシップをとるように心がけてください。
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犬が留守中に吠えるのはさびしいサイン?
2015年02月13日
スマイリアの川元です。
飼い主の留守中に吠えるのは、外の音に反応している、暇つぶし、
さびしくて鳴いているの3つの原因が考えられます。
吠えるのが習慣になっているようなら、さびしくて鳴いている可能性が高いでしょう。
子犬のうちは飼い主を求めて鳴くこともありますが、次第におさまってゆくもの。
しかし、成犬になっても吠えて飼い主を呼び続けたりするのは、
近所迷惑になるだけでなく、犬にとってもストレスがたまり、苦痛なものです。
犬によっては、飼い主がそばにいないと不安になって体調を崩したり、
家の物を壊すなどの問題行動が出ることがあります。
そうした犬の行動を分離不安といいます。
犬は仲間といっしょに生活する動物です。
基本的にひとりぼっちが苦手で、ひとりで過ごすことになかなか慣れることができません。
とくに、いつも飼い主がべったりとそばにいる生活をしていると、
飼い主が見えなくなっただけで不安を覚えます。
そのほかにも、もともと不安傾向が強い性格であるとか、
子犬の時期に早く母犬から離されてしまったことも影響します。
ひとりで過ごす時間を少しずつ増やすことで慣れることもありますが、
ひどい場合は専門家に相談するとよいでしょう。