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猫がお風呂に入るのを嫌がるのはどうして?
2016年02月29日
スマイリアの川元です。
シャンプーのたびに大暴れされて大変な思いをする飼い主は少なくないはず。
でも、猫がお風呂を嫌がるのにはそれなりの理由があるのです。
猫の直接の祖先は、北アフリカの砂漠地帯に住んでいたリビアネコ。
水が少ない砂漠では、そもそも水につかる機会がありません。
体の汚れは砂の上で転げ回って落とせばよかったわけですから、猫が水嫌いなのも当然でしょう。
猫の毛質によりますが、室内飼いの短毛種の場合、ブラッシングをしていれば基本的にシャンプーは不要。
汚れがひどいときに洗えばOKです。
一方、長毛種は月1回はシャンプーをするとよいでしょう。
頻繁に洗うと皮膚の脂分が失われ、かえって皮膚トラブルの原因になるので要注意です。
また、愛猫がシャンプー嫌いにならないよう、生後2~3ヶ月くらいから徐々に慣らすのがベター。
猫のストレスを最小限に抑えるために手際よく行うことが大切です。
洗い終わったらタオルで押さえるように拭き、ドライヤーで完全に乾かしましょう。
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犬は新しく飼う猫とも仲よくできるもの?
2016年01月30日
スマイリアの川元です。
「新しく買うことになった猫とうちのコは仲よく暮らせるかしら・・・」と悩む飼い主がいます。
子犬時代に猫と触れ合ったり、いっしょに生活してきた犬は、比較的怖がったり攻撃することはありません。
犬と猫の相性がよければ、犬友だちのように仲よくなるケースもあります。
なかには犬と猫を同居させるのは難しいケースもあります。
その場合、部屋を完全にわけてしまう手段もあります。
相手の気配を感じるだけでもストレスをつのらせてしまうこともあるので注意しましょう。
猫以外の動物を飼う場合も同じことがいえます。
ハムスターや小鳥、うさぎなどは本来犬にとって獲物。
狩猟本能で追いかけてしまうこともあるので十分に注意が必要です。
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子猫同士がよく取っ組み合いをするのはなぜ?
2015年12月28日
スマイリアの川元です。
子猫たちが取っ組み合いをしていても、ケンカではないので心配ご無用。
これは子猫の成長に欠かせない大切な遊びなのです。
子猫は生後3週を過ぎたあたりから、きょうだい猫と活発に遊ぶようになります。
最初はじゃれあう程度ですが、しだいに複雑かつ激しいものに変化。
じつは遊びに使われる基本的動作は決まっていて全部で8種類あります。
子猫の成長にしたがって発達していくのです。
すべての動作をマスターするのは生後7週ごろ。
子猫たちは2,3匹で遊び、ときにはヒートアップし過ぎて本気になることも。
でも、こうして自分と相手の痛みの程度を知り、力加減を学んでいくのです。
子猫はきょうだいと遊ぶ中で、猫としての身のこなしや猫同士のコミュニケーション方法などを学びます。
また、追いかける、忍び寄る、飛びつく、急所である首筋をかむといった行動はいずれも狩りに必要なもの。
子猫たちは遊びを通して狩りの能力を身につけるのです。
さらに体を動かすことで筋肉が発達するほか、中枢神経系の成熟が促されるという効果も。
生後2ヶ月くらいまでは母猫やきょうだい猫から離さずに、たっぷり遊ばしてあげることが大切です。
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猫って暑いのと寒いのどっちが苦手なの?
2015年11月28日
スマイリアの川元です。
冬になると猫は体に脂肪を蓄え、保湿性に優れたふわふわの冬毛を身にまとっています。
これで寒さ対策は万全!のはずですが、こたつの中から出てこなくなることも多いように猫は寒さが苦手。
これは猫の祖先リビアネコが砂漠で暮らしていたからといわれています。
一方、砂漠出身ゆえに暑さには比較的強いともいわれますが、日本のじめじめした高温多湿の夏は例外。
猫は湿度が大の苦手です。砂漠は乾燥しているので、当たり前といえば当たり前かもしれませんね。
猫が心地よく感じるのは私たち人間と同様、暑すぎず寒すぎない状態。
猫は快適な場所を見つけるのが得意ですが、室内飼いの場合は空間が限られているので、
飼い主が温度と湿度の管理をしてあげる必要があります。
夏場の閉めきった部屋は蒸し風呂状態になるので、留守中もエアコンで
温度・湿度を調整するようにしましょう。
ただし、寒くなりすぎたときに廊下や別の部屋に移動できるようにしておくことが大切です。
一方、冬場は湯たんぽやペットヒーターなどを用意しておけばエアコンなしでも大丈夫。
空気が乾燥すると猫も体長を崩しやすくなるので、湿度を50%~60%に保つようにしてください。
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モコモコの長い毛の犬は歩きづらくないの?
2015年11月04日
スマイリアの川元です。
犬種には牧羊犬、猟犬、愛玩犬など仕事別に、
それぞれ適した能力や身体的な特性が備わっています。
たとえば、シェットランド・シープドッグなどが持つ粗く豊富なむく毛は、
雨や霧の中でも作業ができるように耐水性に優れています。
また、水の中での作業を得意とするゴールデン・レトリーバーは、
体を冷やさないよう厚い毛で体温を保っています。
被毛の長さにはすべて意味があるのです。
長毛種は、お手入れに手間がかかります。
毛が柔らかいためゴミやホコリがからまりやすく、
毛玉もできやすいので毎日のブラッシングはかかせません。
専用ブラシを使って、根元までていねいにブラッシングを。
また、長毛種は暑さと湿度に弱いため、エアコンで室内の温度を調整してあげることも忘れずに。