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子猫同士がよく取っ組み合いをするのはなぜ?
2015年12月28日
スマイリアの川元です。
子猫たちが取っ組み合いをしていても、ケンカではないので心配ご無用。
これは子猫の成長に欠かせない大切な遊びなのです。
子猫は生後3週を過ぎたあたりから、きょうだい猫と活発に遊ぶようになります。
最初はじゃれあう程度ですが、しだいに複雑かつ激しいものに変化。
じつは遊びに使われる基本的動作は決まっていて全部で8種類あります。
子猫の成長にしたがって発達していくのです。
すべての動作をマスターするのは生後7週ごろ。
子猫たちは2,3匹で遊び、ときにはヒートアップし過ぎて本気になることも。
でも、こうして自分と相手の痛みの程度を知り、力加減を学んでいくのです。
子猫はきょうだいと遊ぶ中で、猫としての身のこなしや猫同士のコミュニケーション方法などを学びます。
また、追いかける、忍び寄る、飛びつく、急所である首筋をかむといった行動はいずれも狩りに必要なもの。
子猫たちは遊びを通して狩りの能力を身につけるのです。
さらに体を動かすことで筋肉が発達するほか、中枢神経系の成熟が促されるという効果も。
生後2ヶ月くらいまでは母猫やきょうだい猫から離さずに、たっぷり遊ばしてあげることが大切です。