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猫って暑いのと寒いのどっちが苦手なの?
2015年11月28日
スマイリアの川元です。
冬になると猫は体に脂肪を蓄え、保湿性に優れたふわふわの冬毛を身にまとっています。
これで寒さ対策は万全!のはずですが、こたつの中から出てこなくなることも多いように猫は寒さが苦手。
これは猫の祖先リビアネコが砂漠で暮らしていたからといわれています。
一方、砂漠出身ゆえに暑さには比較的強いともいわれますが、日本のじめじめした高温多湿の夏は例外。
猫は湿度が大の苦手です。砂漠は乾燥しているので、当たり前といえば当たり前かもしれませんね。
猫が心地よく感じるのは私たち人間と同様、暑すぎず寒すぎない状態。
猫は快適な場所を見つけるのが得意ですが、室内飼いの場合は空間が限られているので、
飼い主が温度と湿度の管理をしてあげる必要があります。
夏場の閉めきった部屋は蒸し風呂状態になるので、留守中もエアコンで
温度・湿度を調整するようにしましょう。
ただし、寒くなりすぎたときに廊下や別の部屋に移動できるようにしておくことが大切です。
一方、冬場は湯たんぽやペットヒーターなどを用意しておけばエアコンなしでも大丈夫。
空気が乾燥すると猫も体長を崩しやすくなるので、湿度を50%~60%に保つようにしてください。